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令和元年度 N建築設計事務所 研修旅行レポート
11月16日(土)~11月17日(日)

新潟の建築・地場産業・食を巡る旅

1日目:11/16(土)
燕三条地場産業振興センター

日本一の金物産地新潟「燕三条」。約10000点の洋食器・刃物など展示販売。

りゅーとぴあ新潟(設計:長谷川逸子氏)

1998年、文化と建築と環境の調和をはかり、音楽・舞台芸術の殿堂となるべく誕生した複合施設。1884人を収容できるコンサートホールは客席が舞台を360度囲むアリーナ型。新潟の代名詞「柳都」と「ユートピア(理想郷)」を結び付けて「りゅーとぴあ」と付けられた。又、屋外は遊歩道と水の都をイメージした庭園風に。
能舞台は伝統的な形式をもつ屋内能楽堂。桧床の舞台・檜皮葺(ひわだぶ)きの屋根、幽玄の闇に能舞台の屋根が消えていくようなデザイン。

旧斎藤家別邸

日本遺産にも認定された国指定名勝「旧斎藤家別邸」は新潟三大財閥の一つに数えられた豪商・齋藤喜十郎が1918年に建てた総敷地面積1,300坪を誇る広大な別荘。
「庭屋一如」庭園と建物が一体のものと考え室内から庭園への眺望を楽しむ造りになっている。

みなとぴあ(建物保存地区)

博物館、旧新潟税関庁舎、旧第四銀行住吉町支店、石庫(保税倉庫)、荷揚場などの建物が復元されている。

水辺に近く景観が満喫できる。

信濃ウォーターシャトル

水の都を巡る、ちょっと素敵な水上バスにて移動。

朱鷺メッセ(設計:槇 文彦氏)

2003年開業。コンベンションセンターとホテル・業務施設などを内包する超高層建造物から成る複合一体型コンベンション施設。
ホテル31Fの展望室は、地上125mに位置し日本海側随一の高さがあり新潟市街地以外にも、日本海・佐渡島など景色を一望できる。

2日目:11/18(日)

北方文化博物館

越後の大地主伊藤家の旧大邸宅を保存・公開している。
江戸時代中期この地で農より身を興し、代を重ねて豪農の道を歩み越後随一の大地主となった伊藤家。戦後の農地改革により広大な土地は伊藤家の所有から離れたが、建物・庭・美術品を後世に残すため自らの財産を寄付し、財団法人北方文化博物館を創設した。
広大な敷地には主屋、大広間、茶室、蔵といった建物をはじめ、越後が生んだ庭匠(にわしょう)・田中泰阿弥(たなかたいあみ)による池泉回遊式庭園が鑑賞できる。又、野外音楽堂やレストラン、宿泊施設などを開き、今の時代に求められる存在へと進化している。

江南区文化会館(設計:新居千秋氏)

「音楽演劇ホール」「公民館」「図書館」「郷土資料館」の4つ機能を有する複合施設。芸術・文化・歴史及び各種学習の中枢を担い、2011年9月1日に開館した。新しいタイプの街の文化会館であるということが高く評価され、2013年グッドデザイン賞受賞。

アオーレ長岡(設計:日本を代表する建築家 隈研吾氏)

長岡市役所本庁舎と、アリーナ、市民交流ホールなどを擁する交流施設。東棟・西棟・アリーナ・屋根付き広場「ナカドマ」の4つから成る複合施設。長岡駅とは「大手スカイデッキ」と呼ばれるペデストリアンデッキで直結している。「アオーレは」長岡弁で「会いましょう」を意味する「会おうれ」をもじったもの。

大浦の開山堂(西福寺)

室町時代に開山された曹洞宗の古刹。本堂の隣に建つ安政4年(1857年)に建立された開山堂には、幕末の名匠とうたわれる「石川雲蝶(うんちょう)」の彫刻、絵画、漆喰細工の数々が残されている。極彩色の彩の素晴らしさから「越後日光開山堂」と呼ばれ、本堂の廊下には木の葉や瓢箪などのうめ木も多数あり、名匠の遊び心をうかがい知ることもできる。

木村茶道美術館

茶道具のみが展示されている美術館。
木村寒香庵(かんこうあん)重義翁の篤志(とくし)により昭和59年(1984)に開館。
秋の燃え立つ紅葉は特に評判が高い。

旅のスナップ写真
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