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平成30年度 N建築設計事務所 建築研修旅行レポート
11月17日(土)~11月18日(日)

日光・宇都宮・水戸の建築見学〈徳川幕府300年 原点を巡る旅〉

1 日目:11/17(土)
イタリア大使館別荘記念公園

園内の建物は、昭和3 年(1928 年)にイタリア大使館の別荘として建てられ、平成9 年(1997 年)まで歴代の大使が使用していた。
本邸は、著名な建築家で外交官でもあるアントニン・レーモンドの設計により建設されたもの。
園内からは表情豊かな中禅寺湖の風景を堪能することができる。
(只今建物外壁の張り替え工事中)

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日光 田母沢御用邸記念公園

日光出身で明治時代の銀行家・小林年保の別邸に、当時、赤坂離宮などに使われていた旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部(現在の三階建て部分)を移築し、その他の建物は新築される形で、明治32 年(1899)に大正天皇(当時 皇太子)のご静養地として造営された。
平成15 年「国の重要文化財」に指定

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日光東照宮

1617 年に、徳川家康公を祀る神社として、2 代将軍徳川秀忠公により建てられた。その後、1634 年~1636 年にかけて、3 代将軍徳川家光公により造替された。そのほとんどの建築物が国宝や重要文化財に指定され、1999 年には、世界遺産にも登録された。そのシンボルである「陽明門」が2017 年、44 年ぶり4 年をかけた大修理を終え、色鮮やかに美しくよみがえった。

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大谷資料館

地下採掘場跡は、1919 年(大正8 年)から1986 年(昭和61 年)までの約70 年をかけて、大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間。その広さは、2万平方メートル(140m×150m)にもおよび、野球場が一つ入ってしまう大きさ。
現在では、コンサートや美術展、演劇場、地下の教会として、また写真や映画のスタジオとしても注目を集めている。

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2日目:11/18(日)

カトリック松が峰教会

宇都宮市にあるキリスト教(カトリック)の教会およびその聖堂。

大谷石建築としては現存最大級のロマネスク・リヴァイヴァル建築であり、1998 年に国の登録有形文化財に登録。
(日曜ミサの為、外観のみ見学)

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真壁伝承館・資料館

公民館、図書館、資料館の機能を有する複合施設であり、2011年9月1日に開館した。
真壁伝承館の周辺は江戸時代末期から昭和前期に渡る建造物が多く存在しており、国の重要伝統的建造物群保存地区に2010 年(平成22年)6月29日に指定されている。また、真壁伝承館そのものも江戸時代の陣屋跡地に建っている。そのような場所に建つ真壁伝
承館は「サンプリングとアセンブリー」という設計手法で周囲の景観との見事な調和を実現している。2012 年日本建築学会賞
設計:渡辺真理(法政大教授)・木下庸子(工学院大教授)・新谷眞人(早稲田大特任教授)・グッドデザイン賞 2013 年BCS 賞受賞

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水戸偕楽園・好文亭

金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられ、天保13 年(1842 年)7 月、水戸藩第9 代藩主徳川斉昭公により造園。「偕楽園」の名は、「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」という中国の古典『孟子』の一節から名づけられた。また、好文亭の名前の由来は、晋(しん)の武帝の故事「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」により、梅の異名を「好文木(こうぶんぼく)」といったことから命名されたといわれている。

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水戸弘道館

江戸時代後期に日本の常陸国水戸藩に作られた藩校である。
当時の藩校としては最大規模で、学問・武芸から医学・薬学・天文学などまで幅広い分野の武士教育を行っていた。
昭和39年(1964)に国の重要文化財に指定され、現在約3.4haの区域が「旧弘道館」として国の特別史跡に指定されている。

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旅のスナップ写真
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